学校日記

租税教室で学ぶ税金の重要性と公平性

公開日
2025/02/05
更新日
2025/02/05

授業




















25日、吉川泰人税理士事務所の税理士、岡田充弘さんによる租税教室が開催されました。3年生44名が参加し、税金の役割や種類について学びました。



 岡田さんは、「税金は人々の暮らしに必須であり、みんなが負担し、みんなのために使われる」と説明しました。国の昨年度一般会計総額のうち、租税は約7割を占めており、税金は約50種類あることも紹介されました。生徒たちは「○○税」と付く税金を挙げる活動を通じて、相続税や法人税、所得税などの具体例を学びました。



 その後、班ごとに分かれて「税金をどのように納めれば公平になるか」という課題に取り組み、さまざまな意見が交わされました。税の種類や使い道について学び、公平な税の集め方を自分たちで考えることで、税について深く考える機会となりました。



岡田さんは、公平性の観点から税金の種類ごとに課税方式が異なることを解説し、「あなたが納めた税金は、必ずどこかの誰かを幸せにしています。そして、あなたもきっと、誰かが納めた税金のおかげで幸せな今日を迎えているのです」と締めくくりました。



 税金は「採られる」のではなく「納める」ものであり、私たちの生活を支える大切な仕組みであることを再認識する機会となりました。