学校日記

新年あけましておめでとうございます

公開日
2008/01/10
更新日
2008/01/10

校長からのメッセージ

新しい年を迎え、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。また、今年が皆様にとりまして幸多い年になりますことを祈念したいと思います。
1月に入り今年度のまとめの時期となりました。特に3年生は卒業・進学という人生の大きな節目を迎えようとしています。一人ひとりが自分の志に向かってしっかり飛躍していくことを期待します。1・2年生は学年を通してのまとめと2・3年への進級の準備の時でもあります。一日一日最善の努力を積み重ねたいものです。
ところで、昔から年頭に言われる言葉に「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。実は「一日の計は朝(あした)にあり、一年の計は元旦にあり、一生の計は少壮(少年期・壮年期)の時にあり」という言葉の真ん中の部分をとった言葉だそうで、何事も初めが大事、しかもしっかりとした計画の基に着実に実行に移せということです。また、「初心忘れるべからず」という言葉がありますが、これは日本の伝統芸能である能楽を完成した観世流の世阿弥が残した言葉です。能というのはむずかしい芸術で、極めれば極めるほど、その奥があるものだと言われます。そして特に習い始めた頃の芸、その頃の未熟さ、苦労、経験を忘れてはならないという戒めの言葉です。絶えず初心を持ち続け、また、必要に応じて初心に帰れということなのだと思います。
東部中学校教職員一同、カを合わせてしっかり指導・支援をして学校を前進させていきたいと決意を新たにしています。どうか変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げます。