学校日記

1年生、「(株)シャープ出前講座」でした!

公開日
2014/06/26
更新日
2014/06/26

授業風景

 6月25日(水)5限目、(株)シャープ出前講座を受講しました。
 多気中では、3年間で、(株)シャープさんと連携した活動が何回もあります。今年の1年生も、その活動が始まりました。環境学習としての位置づけとして実施しています。
 その中には、清掃活動や植栽活動など、ボランティア活動の意味合いも兼ねて実施しているものもあります。
 本日来校いただいたのは、(株)シャープ多気工場の山本さんと本間さん。

 今回教えていただいたことを紹介しますと・・・・・

 環境学習として、生物環境の面からの講座でした。日本に持ち込まれた外来生物を教えていただきました。
 今回紹介された主なものは、ウシガエルとカダヤシ、アライグマ、ブラックバス、セアカコケグモなどでした。
・ウシガエルは、食料として持ち込まれましたが、何でも食べるので在来種のダルマガエルが食べられてしまいその数が激減してしまったそうです。
・カダヤシは、ボウフラを食べるので持ち込まれましたが、メダカよりも強いので、メダカ激減の原因の一つと考えられています。メダカととても似ていて、その見分け方も教えてもらいました。
・アライグマは、アニメでもお馴染みでペットとして持ち込まれましたが、野生化したアライグマはとても凶暴で、農作物や民家への被害が報告されています。
・ブラックバスは、釣りを楽しむためにマニアによって持ち込まれましたが、カワバタモロコという小魚がえさとなってしまうそうです。
・セアカコケグモは、毒のある蜘蛛で、三重県でも見られます。山本さんも庭で見たことがあるそうです。素手で触ることのないように注意が必要です。

・外来生物は、2000種類ほどいるそうですが、害や影響の強いものを「特定外来生物」と言うそうです。特定外来生物は、手に入れてしまったとしても、持ち帰って飼育したり、売ったりすると、罰金の扱いになるとのことでした。