I-HOPE福祉人権グループ
- 公開日
- 2025/09/25
- 更新日
- 2025/09/25
授業
+7
福祉人権グループにコミュニティマップ作成チームがあります。
このチームは、少子高齢化の現実をプラスに考えたとき、「それだけ技術を持った高齢者の方が多くみえるはず!」という考えのもと、飯高町にお住いの方で高い技術をお持ちの方とお会いし、今後もその方々と繋がりあえるようなコミュニティマップをつくろうという活動を行っています。
本日は、お二人の職人さんにお会いしました。
まず、飯高で長年わらじづくりをされていた方にわらじづくりを実践していただきました。実際、生徒たちも藁(わら)を手でこすりながら巻いて、紐づくりを体験しました。最初は慣れない手つきでしたが、どんどん上達していきしっかりとした紐をつくれるようになった生徒もいました。ただし、職人さんの手慣れた藁さばきは、到底我々が追いつくことができないほどのスピードで、鼻緒を編み込んだり、形を整えたりされており、生徒たちから歓声があがりました。最後にお土産にぞうりとわらじをプレゼントしていただきました。
次に、綿の生産から加工まで手がける職人さんにお会いしました。ここでも、実際綿花から糸を紡ぐ体験をさせていただきました。先ほどまでフワフワだった綿がしっかり弾力のある糸になる工程を体験させていただきました。綿の状態では、どうやってこれが衣類になっていくのか想像がつきませんでしたが、糸になる工程を体験し感動の連続でした。
お二人の職人さんから、それぞれ活動されていることへの思いを聞かせていただきましたが、この飯高の自然に対する思いがとても強いことがわかりました。詳しくは、11月25日の報告会にてお伝えさせていただきます。
お忙しい中、私たちのためにお時間をいただきまして本当にありがとうございました。