防災学習が行われました
- 公開日
- 2026/04/24
- 更新日
- 2026/04/24
授業
+3
本日午後より、全校生徒を対象とした防災学習を実施しました。
給食が終わった直後の13時05分、校内に突然、緊急地震速報の放送が鳴り響きました。 実は今回の避難訓練は、より実際の災害に近い状況での判断力を養うため、生徒には事前に実施を知らせない「抜き打ち」での訓練としました。
突然のサイレンに一瞬驚いた様子を見せた生徒たちでしたが、決してパニックになることはなく、その場にいる教員の指示に従い、素早くかつ安全に避難を完了することができました。日頃の意識の積み重ねが、いざという時の行動に繋がることを実感した時間でした。
5限目からは、「防災減災いいたか」の皆様を講師にお招きし、避難所運営ゲーム「HUG(ハグ)」を行いました。今回は、1年生が入学して初めての縦割り班(異学年交流)での活動です。
💡 避難所運営ゲーム「HUG」とは? 「H(避難所)、U(運営)、G(ゲーム)」の頭文字を取った、静岡県が開発した防災ゲームです。プレイヤーは避難所の運営者となり、次々とやってくる様々な事情を抱えた避難者(カード)を体育館や教室にどう配置するか、また、次々と起こる出来事にどう対応するかを、図面上でスピーディーに判断していくシミュレーションゲームです。
ゲームが始まると、生徒たちはすぐに運営の難しさに直面しました。 「毛布はどこに置く?」「受付の場所はここがいいかな?」「ペット連れの人はどうする?」「車中泊の駐車場は?」「えっ、総理大臣が視察にやってきたぞ!」
次々と押し寄せる避難者や出来事の対応に追われ、あちこちから「どうしよう…」という声が上がります。しかし、学年を超えた縦割り班の仲間と意見を出し合い、先輩が後輩をフォローしながら、一つひとつの課題に協力して立ち向かっていく頼もしい姿が見られました。
もし、今日のような災害が実際に起きたとしたら、子どもたちは地域の中で何ができるでしょうか。本当に大切なのは、「大人に助けてもらうまで待つ」ことではありません。自分たちで考え、行動する「自治力」を身につけることです。中学生という力強い存在が、ただの「避難者」にとどまるのではなく、いかにして地域の「支援者」になれるか。
今日のHUGの活動を通して、生徒たちはその重要性を肌で感じ取ってくれたはずです。
「もしもの日」は、いつか必ずやってきます。 その日に備え、今自分たちにできることは何かを深く考えるきっかけを与えてくださいました「防災減災いいたか」の皆様、本日は本当にありがとうございました。