学校日記

人権講演会・教職員研修会

公開日
2024/11/22
更新日
2024/11/22

学校生活

 20日、三重県埋蔵文化財センターの西村昌晃さんにお越しいただき、「これからの社会を創ってゆくみなさんへ」というテーマで人権講演会を行いました。
 西村昌晃先生から、「なぜ人権を学ぶのか? 1.自分の人権が侵されていないかを判断し、自分自身を守るため。 2.自分が他者の人権を侵さないため。 3.自分のいる場所を好きになるため。」や「部落差別(同和問題)を学習することで、日本人の手による人権獲得の歴史であり、差別解消へのヒントを得ることができる。」等、これまでの教員経験をもとに、熱く講演いただきました。
 生徒の反応は好評で、振り返りシートで「人権について深く考えることができた。」「差別は他人事じゃないとわかった。」「人の気持ちを考えて行動したいです。」「これからの自分を見直すことができる機会ができたので、よかった。」等でした。
 放課後は、教職員対象の研修会を行っていただきました。西村先生から、「教師として大切なことは同和教育を通して、学校現場の先輩から教わった。同和教育は、日本の先生が、子どもの実態に応じて、手探りで作り上げてきた人権教育。日本教育界の貴重な財産。宝物。」、「教師は、『人権に関わりの深い特定の職業に従事する者』、「公教育に携わる者としての『やりがい』」、等をご教示いただきました。
 私ども教職員の今後の教師としてのあり方への貴重な示唆をいただき、意義深い研修会となりました。