学校日記

【お知らせ】社会科を通して、部落問題学習に取り組んでいます!(6年生)

公開日
2024/12/06
更新日
2024/12/06

小学校

 おはようございます!これまでも節目でお話させておりますが、田尻小では人権についての学習を子どもたちの精神的な成長を促す大切なピースであると考え、様々な視点での人権学習を実践しています。今回ご紹介するのは現在6年生で取り組んでいる「部落問題学習」についてです。
 「解体新書」は江戸時代の医学書でターヘル・アナトミアというオランダの医学書を翻訳したものでした。この「解体新書」が出来上がるまでに翻訳者である杉田玄白たちは、江戸の刑場で解剖(当時の言葉で「腑分け」)を見学しています。この腑分けを担当していたのが江戸時代当時に賤視されていた身分の人でした。今回の部落問題学習では日本の医学の発展に、こうした人たちの存在が欠かせなかったことを伝え、考えていくことに力点を置いています。
 学校の教育活動が安全の担保により成り立っているように、人間の活動は人権が保証されていることで成り立っています。ご家庭でも「人権」について子どもたちとお話しいただく機会を設けていただければ幸いです。

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