【お知らせ】既習事項が確かな「知識」としてつながっていきます。5年生理科「電磁石のはたらき」
- 公開日
- 2025/02/04
- 更新日
- 2025/02/04
小学校
こんにちは!学習において重要なことはたくさんあり、その視点も様々です。ただ「既習事項(=これまでに学習した事柄)」を新たな学習につなげながら学びを深めていくことの重要性は、ほとんどの人が肯定していただけるのではないかと思います。
現在、5年生の理科では年間の最終単元である「電磁石のはたらき」を学習しています。この「電磁石のはたらき」につながっている既習事項は、実は社会科なのです。電磁石が社会科とどんな関係が?と思われる方もおられるかもしれませんが、清掃工場の学習で金属製のゴミを収集する時に、巨大な電磁石を使用するのです。電磁石は電流を切ると磁石の働きがなくなりますので、収集したあと電流を切り、金属のゴミだけを落とすことが可能です。清掃工場の学習は4年生ですが、この場面がまさに現在学習している「電磁石」につながってくるのです。
このように学校で学習した内容が、実際に自分たちの身近なところで利用されていることを子どもたちが知ると、学習への興味、関心、意欲が格段に高まります。そしてそのことが「確かな知識」としてつながっていくのです。田尻小ではこれからも既習事項を活かした学びのサイクルを大切にし、子どもたちの指導にあたっていきたいと思います。