ニキリンコさんの世界、昔の自分に教えてあげたかったこと
- 公開日
- 2006/07/23
- 更新日
- 2006/07/23
大阪医科大学LDセンター
7月23日(日)大阪医科大学看護学校ホールで、二キ・リンコさんを迎えて講演会と対談を行いました。保育士、幼稚園・小・中学校の教師、保護者など300名近い出席者でした。今から7−8年前大阪教育大学の竹田研究室に初めて来られた当時、ニキさんは自分自身をADHDだと考えておられ、自分の不注意、多動性について質問されました。後に、
アスペルガー障害と診断されてからは積極的に世の中に出て行かれ、翻訳業・作家として現在活躍中です。今回の対談は、里見恵子先生、竹田と一緒にニキさんの特徴について話し合い、どこでつまずいていたのか、どのように克服していったかなどについて幼児期から現在の様子までを整理し、それぞれがコメントを述べる形式で行いました。
特に暗黙の約束が分からないことから起こる様々なトラブル、感覚の敏感さ、時間・空間の混乱、こだわりの強さ、瞬間型・スライド型反応について解説しました。