学校日記

第45回日本特殊教育学会が神戸国際会議場で22日ー24日で開催、神戸市における特別支援教育について自主シンポ行う

公開日
2007/09/22
更新日
2007/09/22

今週の出来事

神戸で開かれている第45回日本特殊教育学会〔兵庫教育大学藤田継道教授が準備委員会委員長)において「特別支援教育における大学との連携のあり方〜神戸市における大学連携モデル〜」を主題に中尾繁樹指導主事の企画・司会による自主シンポが開催されました。神戸は他地区に先駆け平成14年度より教員補助者を多数採用し、関連大学との連携プレーで特別支援教育を推進してきました。今回は、どのような成果が上がっているのか、教員補助の役割とは、大学はどのようにして学生の指導を行ってきたのか今後の見通しはなどについて非常に示唆に富む意見が出ました。特に印象的だったのは同志社女子大学の日下菜穂子准教授指導のもとに多数の学生が神戸市のプログラムに参加され大きな成果を挙げられたことです。今回は当時教員補助で参加された南紗江さん〔現在鹿児島大学大学院で臨床心理学専攻)、コーディネーターの立場で教員補助を受け入れた三木典子教諭からも貴重な意見が聞けました。学びの支援センターの設立、神戸市の小中の巡回指導の成果、そして14年度からのLD等への特別支援事業は、竹田が独断で『カリスマ指導主事」と呼んでいる中尾繁樹指導主事の非常に多動性が強く、猛スピードで走りながら考えるタイプの指導力があったからこそ実現したものです。 このような良質の指導主事に感度よく誠実に反応してくださる大学教官がいて初めてこの教員補助制度は成功します。写真は今回のシンポの話題提供者です。二枚目は、左から三木先生、日下先生、竹田、南さん、中尾先生
です。