学校日記

文化祭

公開日
2012/10/30
更新日
2012/10/30

3年生

文化祭の取り組みを振り返って 3年学年通信 生徒作文より 

 僕は正直文化祭はあまり好きではありません。体育大会のように体を動かす方が好きで、歌うのはあまり得意ではありません。また、他のクラスの合唱を聴くのも眠くなったりしてあまり好きではなかったけれど、今日文化祭が終わって「もう、終わってしまったんや。」と思いました。なんかさみしい気持ちになりました。もう少しみんなと一緒に歌を歌いたいと思いました。練習中ふざけていたりしていっぱい時間を無駄にしてしまったのが今になってとても後悔します。3年1組になってとても良かったと思いました。僕が練習中ふざけていても、放課後遅くまで残って頑張っている人がいて本当に後悔しました。でもそのことを途中から知ることができて一生懸命頑張りました。指揮者も最初は慣れなかったけど、みんなをまとめようとしたり、自分でも式の練習をしたりしていて、彼はすごい!と思いました。本番はとてもうまくてかっこよかったです。ぼくは3年1組になれて本当によかったです。いい思い出もできたし、いい友達もいっぱいできました。


 文化祭の取り組みはとても思い出に残るものになりました。初めの方のクラス練習は声を出してくれない人、話を聞いてくれない人、私語が多い人が何人かいたので、全然おもしろくない、嫌な取り組みだなと思いました。でも、少しずつみんなが「連合音楽会に行こう!」というムードになっていてだんだん楽しくなっていきました。それとともにクラスの人たちと仲良くなって「がんばろう」と支え合って行けるようになりました。本番になるとみんな緊張したけれど優秀賞が取れました。3回の文化祭の中で初めて取れたのでとても嬉しかったです。私は文化委員ですが、あまりリーダーシップ取れなかったので、せめて声量だけでも、とリーダーとして頑張っていきたいと思ってやってきて取れたので、更に嬉しさが増したような気がしました。連合音楽会には残念ながら行けなかったけど、3年間の中で1番楽しくて「仲間っていいな」と思えた文化祭でした。みんなで協力して何かをつくっていくというのは人数が多い分大変だけれど、その分嬉しさや楽しさが多くなっていくことが分かりました。クラスのみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。


 今年の文化祭は1番思い入れのある、1番楽しかった文化祭でした。僕は文化委員でした。そして指揮者でもありました。はっきり言って、僕は指揮がとても下手で自分でもあきらめて、他の人に代わってもらおうと思っていました。でも、僕が何回失敗してもクラスのみんなは笑っていてくれました。嬉しかった。本当にうれしかった。みんなの足を引っ張る僕を、みんなはいつも笑ってくれながら、指揮のふり方を教えてくれたりしました。僕はそんなみんなに恩返しがしたかった。だから、みんなが笑いたい時には全力でぼけたり、毎日の練習計画を考えたりするのも、全然「苦」ではありませんでした。みんなが一緒に笑って一緒に歌う、こんなに楽しいことが「苦」になるわけがありませんでした。連合音楽会にはいけませんでしたが、僕たち1組は優秀賞をとりました。だから胸を張って歩きたいです。1位じゃなくても学年2位です。僕たちは胸を張って歩いてもいいのです。これからはこの経験を生かし、これからの中学校生活を笑って終えられるようにしたいです。