学校日記

“命の講演会” 行われる

公開日
2007/11/14
更新日
2007/11/14

生活

 本日、日本アジアネットワーク(JAN)代表、NPO法人アジアチャイルドサポートhttp://www.okinawa-acs.jp/index.html代表理事である池間哲郎先生をお招きして、“命の講演会”が行われました。
 池間先生の17年間にわたるアジアの貧困地域への支援活動の様子を映像で見せていただき、ゴミの中でその日を暮らすことに精一杯の子どもたちや、親に捨てられ寒さから身を守るために真っ暗なマンホールで暮らしている子どもたちを知りました。地雷を踏み足を失った人や、ハンセン病とその病気に対する差別と戦っている人がいることを知りました。設備の不十分な学校で、小さい妹弟の面倒を見ながら勉強している子どもたちを知りました。みんな貧しく生活はとても大変なのに、誰もが家族のために、生きていくために必死で暮らしていました。
 私たちはこのようなアジアの子どもたちの生活を正しく知り、手をさしのべ、なによりも自分自身が一生懸命生きなければならないことを学びました。
今日見せていただいた沢山の映像について、また池間先生のお話について、家に帰ってお家の方と話をしてみてください。私たちのような恵まれた生活をしている人は、世界の20%にすぎないこと、私たちが“あたりまえ”と思って暮らしていることが、実は全然あたりまえではないことなど、本当に考えさせられることばかりです。
 今自分が暮らしている狭い世界の中だけではなく、広い世界に目を向けながら自分を高めていくことができるといいですね。(3年学年通信より)