:健康教育講演会
- 公開日
- 2016/11/18
- 更新日
- 2016/11/18
給食
17日(木)、給食に関連して健康教育講演会を行いました。
(1年学年通信より)
栄養教諭で、給食の献立も考えて下さっている福丸先生より、「食事の大切さ 望ましい食べ方とは」というテーマで講演をしていただきました。講演は、「給食センターの紹介」「望ましい食生活〜アンケート結果より〜」「食事の大切さ〜朗読〜」の3つの内容で、スライドや本を使ってわかりやすく教えて下さいました。
センターの紹介では、皆さんがいつも食べている給食がどのように作られているか、写真を見ながら説明を受けました。野菜は水を替えて3回も洗われていたり、靴は場所によって履き替えたり、できるだけ汚れがつかないような工夫がなされていました。食材の切り方や料理の工夫も、どうしたら皆さんにおいしく食べてもらえるか、一つ一つ考えながら、出来るだけ“手作り”を心がけて作って下さることがわかりました。
望ましい食生活については、事前にとったアンケートから、朝食を食べる人が多い中、ほとんど食べないと答えた人も少数いることがわかりました。「ほとんど食べない」という人が0になるように、中学生として自分の体づくりと学習に集中できるために、自分の食事の用意は自分で出来るようになりましょう。
最後に「いのちをいただく」という本を朗読してくださいました。食肉センターで働くひとのお話で、普段聞けない食肉センターの仕事や育てた牛を売りに出す人の気持ちを、みなさん真剣に聞いていました。このお話を通して、食べ物に対する感謝の気持ちや、食事をすることの大切さを感じることができたのではないでしょうか。最近始まった給食では、毎日たくさんの残食が出ています。出された食事を残さず食べる、「いただきます」「ごちそうさまでした」とあいさつをすることが“いのち”を大切にすることなのではないでしょうか。
今回の講演を聴いて、自分の食生活を改めて見直し、成長期の中学生だからこそ食についての理解を深め、全てのいのちを大切に出来る人になってほしいと思います。