12月8日の給食
- 公開日
- 2008/12/09
- 更新日
- 2008/12/09
給食室
ひじきご飯
牛乳
ハタハタの唐揚げ
芋の子汁
「秋田県の料理」について
ハタハタは、秋田県の魚で,うろこがないのが特徴です。ハタハタにはこのような話があります。
その昔、弘法大師がある漁村に辿り着くと、村人達が集まって、深刻な顔をしていました。みんなで命を絶とうとしていたのです。訳をたずねると、魚が全然とれないから生きていけないとなげいていました。そこで、お坊さんは村人を励まそうと、海にむかってお経を唱えてからこう言いました。「私が去った後、必ず魚が獲れるので死なないで待つように」と。そう言い残し、お坊さんはその村を去りました。それから村人達はお坊さんの言葉が本当かどうか不安そうに待っていました。2.3日後、海に魚をとる網を入れたら、今まで見た事もない「うろこのない魚」がどっさりとありあまるほどとれ、飢えをしのぐことができました。村人は弘法大師に感謝し、神が与えてくれた魚という意味の漢字をあてたという説もあります。
また,秋田県では里芋が多くとれ,汁に入れた「芋の子汁」も秋田県の郷土料理として有名です。