6月5日の給食
- 公開日
- 2009/06/05
- 更新日
- 2009/06/05
給食室
梅ちりごはん
牛乳
さわらのしろみそだれかけ
小松菜のおひたし
豆腐とゆばのすまし汁
「ゆば」について
今日のすまし汁には,「ゆば」が入っています。「ゆば」は,豆乳から豆腐が作られるときにできる食べ物です。
ゆばは,京都から広まった食べ物です。そのきっかけとなったのは,今から1200年前に最澄というお坊さんが中国からゆばを持ち帰ったのがはじめといわれています。
当時の仏教では肉を食べてはいけないきまりがあったので,お坊さんは,大豆から作られる「ゆば」を精進料理として食べていました。「ゆば」を持ち帰った最澄さんは,京都府と滋賀県の境の比叡山にお寺をたてました。寺で食べられていた「ゆば」が寺の周辺にも広まり,やがてその町の有名な食べ物になりました。寺や神社が多く古い歴史をもつ京都には,寺がきっかけで有名になった食べ物があるのですね。