11月18日の給食
- 公開日
- 2009/11/19
- 更新日
- 2009/11/18
給食室
ごはん
あさりのつくだに
はまちの照り焼き
ほうれん草の
ゴマドレッシングあえ
月菜汁
「はまちの養殖を世界中に広めた人物」について
香川県のシンボルの魚が「はまち」であるのは、ある人物の大きな手がらがきっかけです。その人物とは明治44年、香川県引田町出身の野網和三郎さんです。野網さんは、家の近くの池ではまちをいけすの中で人工的に育てる養殖に取り組んでいました。途中何度も失敗を繰り返したけれど、ついに成功しました。当時は、誰もが海にいる魚の養殖などありえないと思っていた常識を見事にくつがえし、世界で始めてはまちの養殖事業に成功したのです。魚をとる漁業から養殖という育てる漁業へ考えだしたことにより、安定してはまちの量を確保することができました。店にもはまちのさしみなどがたくさん並べられていますね。香川県に大きな功績を残した野網さんは、もう亡くなられていますが、香川県の子どもたちが給食ではまちを食べてくれていることを喜んでくれていることでしょう。