12月9日の給食
- 公開日
- 2009/12/09
- 更新日
- 2009/12/09
給食室
麦入りごはん
牛乳
みそ煮込みおでん
ほうれん草ときのこのあえもの
みかん
「田んぼの生き物」について
夏の田んぼやその周りには,めだか,とんぼなどたくさんの生き物がいます。田んぼの水が少なくなる冬の間,生き物はどこに行っているのでしょうか?それは,じっとまってそれぞれの方法で冬を越しています。大まかにいうと(1)土や泥にもぐる。(2)水のある場所に避難する。(3)卵で冬を過ごす。の3つあります。
(1)の土の中で過ごすものは,ザリガニやカエルの仲間です。ザリガニは,えらで呼吸しているから,完全に水のないところでは死んでしまうので,適度な水と温度があるところで生きています。
(2)の水のある場所に避難するのは,ドジョウ,めだかなどで,水路や水たまりにいます。(3)の卵で,冬を越すものは,赤とんぼの仲間です。秋に田んぼに産みつけられた卵が冬を越し,春になるとふ化してヤゴになります。田んぼで小動物を食べて成長し,夏にトンボになります。
田んぼは,米を育てていなくても生き物たちの大事なすみかとして,たくさんの生き物を支えているのです。