12月7日の給食
- 公開日
- 2011/12/07
- 更新日
- 2011/12/07
給食室
麦入りごはん
味つけのり
牛乳
ハタハタのからあげ
ブロッコリーのおかかあえ
きりたんぽ汁
「秋田県の料理」について
ハタハタは、秋田県の魚で,うろこがないのが特徴です。ハタハタにまつわるこのような話があります。
その昔、弘法大師がある漁村にたどりつくと、村人たちが集まって、深こくな顔をしていました。みんなで命を絶とうとしていたのです。訳を尋ねると、魚が全然とれないから生きていけないとなげいていました。そこで、お坊さんは村人を励まそうと、海にむかってお経を唱えてからこう言いました。「私が去った後、必ず魚が獲れるので死なないで待つように」と。そう言い残し、お坊さんはその村を去りました。それから村人達はお坊さんの言葉が本当かどうか不安そうに待っていましたが,2.3日後、海に魚をとる網を入れたら、今まで見た事もない「うろこのない魚」がどっさりとありあまるほどとれ、飢えをしのぐことができました。村人は弘法大師に感謝し、神が与えてくれた魚という意味の漢字をあてたという説もあります。
また,米でつくった「きりたんぽ」を汁に入れた「きりたんぽ汁」も秋田県の郷土料理として有名です。今日は秋田県にちなんだ「ハタハタ」と「きりたんぽ汁」を味わって食べてみてください。