1月21日の給食
- 公開日
- 2013/01/21
- 更新日
- 2013/01/21
給食室
ごはん
牛乳
ぶりの照り焼き
三色なます
あんもち雑煮
みかん
「あんもち雑煮」について
香川県の雑煮は、あんこ入りもちと白みその組み合わせです。
そもそもなぜ,この組み合わせが雑煮として食べられるようになったのでしょうか?
昭和30年ぐらいまでは,甘いものは大変なごちそうでした。香川県の東の方では,砂糖が特産の地域でしたが,一般の庶民が口にできたのは,質のおとる砂糖で,それも病気をした時やお盆,正月など「なんぞのこと」の時ぐらいでした。「白みそ」も特別な時だけ口にすることができました。ふだんは質素に暮らして,せめて正月ぐらいはぜいたくに,と考えたのがあんもち雑煮の始まりといわれています。
全国の人からも注目をあびる香川のあんもち雑煮は、昔の人にとって貴重なたべものを特別な時に食べたいという思いから生まれた雑煮なのですね。