学校日記

理科の時間に。

公開日
2015/04/16
更新日
2015/04/16

6年

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今日は、新しい理科室で初めての授業を行いました。学習課題は、「火のついたろうそくを集気びんに入れてふたをしても、ろうそくは燃え続けるだろうか。」です。子どもたちの予想は様々でした。風が当たらなくなるから、ずっと燃え続けるだろう。と予想する子もいれば、アルコールランプの火もふたをすれば消えたから、ろうそくの火もふたをすれば消えるだろう。と予想する子もいました。(このように、今までの経験と結びつけて予想することは素晴らしいことです。)

結果は・・・、ふたをすれば、ろうそくの火は消えてしまいます。しかし、これだけで終わらないのが、城西小学校の6年生のすごいところ!「先生、何回もやってみていい?」という声があちこちから聞こえてくるのです。思わず、「いいよ。」と答えると、ろうそくの火が小さくなって、消えそうになったところを、すかさずふたを開けてしまうというグループが出始めたのです。すると、今にも消えそうになっているろうそくの火が、またつき始めることを発見し、「これは、どうしてだろう?」と自ら課題を見つけ、各グループで考え始めました。子どもたちの口から、「空気」という言葉が出始め、『物の燃え方と空気の関係を調べよう。』という次の時間の課題が見つかったのです。

最初は、ふたを開けたり閉めたり・・・、遊んでいるのかと思ったのですが、そうではなかったのですね。子どもたちの自ら考える力のすごさと実験の大切さを改めて感じた1時間となりました。