1月29日の献立
- 公開日
- 2016/01/29
- 更新日
- 2016/01/29
給食室
・麦ごはん
・牛乳
・ちくわのいそべ揚げ
・七日炊きごぼう
・とり野菜
・干し柿
親善都市、石川県七尾市の料理について
今日は、丸亀市の親善都市、石川県七尾市の郷土料理を実施しています。七尾市は能登半島のつけ根辺りにある市で、人口は約5万5千人と、私たちの住む丸亀市の人口の半分ぐらいですが、面積は約318平方キロメートルと丸亀市の3倍もの広さのある都市です。
そこで、七尾市の郷土料理を今日は2種類紹介します。まずは、七日炊きごぼう。これは、昔、京都から持ち帰ったごぼうの種を育ててみたところ、粘土のような硬い土にも負けず立派なごぼうがとれるようになったことから、このごぼうを水とみそだけでコトコト煮てつくり、食べられるようになりました。もう一つは、とり野菜。これは、石川県で冬場によく食べられている鍋で、江戸時代に北前船で大阪から北海道を行き来していた船乗りさんたちに、魚や野菜をたっぷり入れたみそ味の鍋を作ってあげたのが始まりだそうです。とり野菜の、とりは、中に入っている鶏肉のことではなく、野菜や栄養を摂るという意味でつけられたそうです。他にも、七尾市では魚がよく獲れるので魚のすり身でつくる、ちくわのいそべ揚げ、石川県の名物の干し柿を今日の給食にとりいれています。残さず、しっかりいただきましょう。