学校日記

唯一無二の地球を大切にしよう!(NPO環境講演会)

公開日
2008/02/26
更新日
2008/02/26

学校行事

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 NPO環境講演会として愛媛大学教授の小田安憲先生が高学年を対象に特別授業に来てくださいました。子どもたちは「火星地球化計画」というびっくりするようなテーマのもと体験型環境クイズに取り組みました。太陽、火星、地球の大きさ比較、太陽との位置関係、大気の成分比較など難しい内容でしたが、プロジェクターで写真やグラフを映してくださり、分かりやすく説明してくれました。
 「地球上にあるすべての水を2000ミリリットルのペットボトルサイズに置き換えると、飲み水に使える淡水は何ミリリットルにあたるでしょう?別の器に取り出してみましょう。」という問題に、子どもたちは四苦八苦。悩んだ末に計量スプーンで何杯か取り出すグループや、計量カップになみなみと注ぐグループもいました。さて、答えは・・・? 0.8ミリリットル(一滴程度)が正解でした。「たったこれだけ〜」という子どもたちの驚きの声が聞こえました。
 いくつものミッション(問題)をクリアしながら分かったことは、比較的地球に似た感じの火星でも、人が住めるような環境を整えるのに1000年以上もかかってしまうということでした。つまり、地球は他に代え難い人が住める唯一の星で、その地球の環境を壊すと大変なことになってしまうということでした。
 今日の特別授業はとてもよい勉強になりました。環境保全のために自分たちにできることは何なのかということを子どもたち一人ひとりが自ら考え、すすんで実行できるようになってほしいものです。