学校日記

高学年キャリア教育

公開日
2026/07/14
更新日
2026/07/14

今日の二風谷っ子

 7月14日(火)、高学年キャリア教育を行ないました。講師として、本校の卒業生であり、二風谷ヤント及び二風谷ワークス代表の萱野公裕さんにお越しいただきお話をしていただきました。小学校時代の思い出から現在に至るまでの内容で話をしていただきました。最初に、「どんな経験をしてきたか話すので、みんなに感じとってほしい」とお話がありました。特に印象深かったお話をいくつか紹介させていただきます。

 24歳で会社を辞めて、二風谷に戻ってきたそうです。理由は、自分の中でアイヌ文化は大切なもの。アイヌ文化のために何かできることはあるんじゃないかと考え、戻ってきたそうです。29歳のときにゲストハウス二風谷ヤントを開業します。バックパッカーとして日本全国を旅してきたそうですが、沖縄ではゲストハウスが充実していたそうです。泊まった人同士の交流もあり、非常に良かったそうです。なので、二風谷にゲストハウスを開き、二風谷に来た人達同士で交流することができたらよいのではと考えたそうです。また、当時は、外国の旅行客に対応した宿泊施設がなかったので、外国の旅行客に対応できるゲストハウスにしようと思ったそうです。その為に、外国に語学留学もされたそうです。語学の学習だけでなくゲストハウスの開業資金も働いて稼いだそうです。現在は、外国のお客さんも多く泊まり、電話での対応も英語で対応されているそうです。

 2018年ゲストハウス二風谷ヤントを開業した後、新型コロナウイルスが蔓延がありました。お客さんがこなくなってしまいます。なんとかしなければということで、二風谷ワークスという会社を始めたそうです。物を作ってインターネットで販売すれば、人が来れなくても売ることができると考えたそうです。今後の目標として、外国でも二風谷ワークスの製品を販売したい。アイヌが大切にしてきたデザインや価値観を世界に広げていきたいと語ってくれました。あっという間に授業時間が過ぎました。身近な先輩の話を聞くことができ、子どもたちにとっては良い刺激になったと思います。お忙しい中、講師を引き受けていただき本当にありがとうございました。