サケの稚魚放流活動
- 公開日
- 2023/05/17
- 更新日
- 2023/10/25
今日の二風谷っ子
5月17日(水)、アイヌ施策推進課アイヌ文化保全対策室主催で「サケの稚魚の放流活動」を行いました。
この活動は、(1)北海道の暮らしの中で重要な役割を果たしてきた「サケ」について学ぶ。(2)放流を通してアイヌ文化とサケの関わりについて歴史と文化を学ぶ。(3)沙流川流域における河川と親しむことを目的として行われました。
最初に、アイヌ文化とサケの関わりについて講師の貝澤耕一さんよりお話をしていただきました。サケは3〜4年後にもどってくること。耕一さんが小さい頃は稚魚の放流活動をしなくてもサケがいっぱいいたこと。人間の都合で川の形を変えてしまったが、それはサケにとっては迷惑な話だったこと。なのでサケが少なくなってしまったこと。自分の都合だけで考えるのではなく、他の生き物のことも考えていくこと。自然との共生が大切であることを教えてくださいました。
お話の後、放流活動を行いました。コップにサケの稚魚をすくい、川に放流しました。子どもたちが3年か4年後に帰っておいでと声をかけながら放流をしていました。貴重な体験活動を行うことができました。