学校日記

陸前高田市訪問:北梅太鼓2

公開日
2017/04/01
更新日
2017/04/01

生徒会

 午後の練習は、いよいよ厨中北梅太鼓の持ち曲『青嵐』です。
 定期的に氷上共鳴会さんから指導を受け、学校では先輩から後輩へ伝え継いでいるこの曲ですが、今回一発目に『青嵐』を披露すると、師匠たちは渋い顔をして首をひねりました。取り出したのは、楽譜です。
 バチを置き、車座になって楽譜の読み合わせから、午後はスタートしました。学校行事や地区のイベントで演奏し、(少々)自信を持っていたメンバーたち。一気に緊張感が高まり、師匠の指導に耳を傾け、口ずさみ、膝を叩いてリズムを確認。ようやく太鼓に戻り、苦手な部分を何度も何度も反復練習しました。
 師匠は妥協を許しません。自分たちが作り、伝えた曲だからこそだと思います。生徒たちもその気持ちがわかったのだと思います。手にマメができても、腕が上がらなくなりそうになっても、厳しい練習に必死についていきました。
 終了時間間際、最後の『青嵐』披露。氷上共鳴会の皆さんは、大きくうなずいて、大きな拍手を生徒たちに送ってくださいました。
 氷上共鳴会の皆さんのご指導のおかげで、厨中北梅太鼓は、技術も心も確実にレベルアップしました。そして、師匠の皆さんが伝えたかったこと、『青嵐』への思いや願いを確認することができました。
 氷上共鳴会の皆さん、本当にありがとうございました。

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