学校日記

被災地見学(野田中訪問)その1

公開日
2019/02/23
更新日
2019/02/23

生徒会

 2月16日(土) 厨中生徒会が毎年行っている「被災地見学」に、執行部のメンバー11人が参加しました。今年の訪問先は、野田村・野田中学校です。野田中学校とは、本校70周年記念式典への友情出演以来、交流をさせていただいています。その野田中を訪問し、被災地野田村の今を勉強してきました。

その1)
 午前中は、当時大きな被害を受けた野田の街を見学しました。案内してくれたのは、野田中の工藤先生です。震災から間もなく8年、野田の街もだいぶ復興が進んでいました。
 野田村が建設費を負担して設置された請願駅「十府ヶ浦駅」。野田村の特産品であるホタテをモチーフにした展望休憩室「ほたてんぼうだい」。今年3月に完成した「大津波記念碑」。多重防御の考え方から建設された第一堤防の防潮堤は、高さが14mもありました。第3堤防として整備された多目的広場「十府ヶ浦公園」はきれいで広々です。この公園は村民の憩いの場としてだけではなく、「津波が来たこの場所には、住宅はもう立てない」という村民の決断でもあるそうです。
 復興が進んでいる感はあるものの、きれいに整備された公園、展望台、防潮堤には、「あの時を忘れない」との思いが、随所に見られました。
 私たちの学習の一番の目的です。

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