着衣泳
- 公開日
- 2023/07/12
- 更新日
- 2023/07/13
6年生
7月11日(火)着衣泳指導を行いました。
学習指導要領では、改訂により小学校の高学年の水泳で「安全確保につながる運動」が追加されました。着衣泳は指導要領解説で「着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方は各学校の実態に応じて積極的に取り扱う」としています。
本校は、海が身近な場所であり、内地よりも水難事故につながる危険がありますので、全学年で指導を行っています。画像は、5・6年生の指導の様子です。
着衣のまま、救助が来るまで「あわてずに浮く」「待つ」ことが基本となります。着衣のままだと動きづらく、泳ぎにくいことを経験しますが、無理に衣服を脱ぐことは危険が伴います。着衣のままバランスよく浮く方法を学びます。呼吸を確保するために、仰向けになって浮きます。また、ペットボトルなどの浮具を使って浮く練習を行いました。1分間浮くだけでも、なかなか難しいです。実際は、救助が来るまで10分〜20分浮いて待つことも想定されます。
助ける側の立場では、「声を掛ける」「浮具を投げ入れる」「救助を呼ぶ」ことが、基本行動となります。毎年、着衣泳を行うことによって、いざというときの対処の方法を身に付けていきます。
まずは、水難事故を未然に防ぐことが第一です。夏休みの間、子供たちがだけで海や川に行って遊ぶことがないように、ご家庭でも話題にしてみてください。よろしくお願いします。
【校長】