期待と充実の2学期をめざして
- 公開日
- 2005/09/02
- 更新日
- 2005/09/02
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5年ぶりに三宅島の学校で迎えた夏休みも無事終わりました。どの子もよく日焼けして健康そうで何よりです。これまで避難先では味わえなかった三宅島の自然の中で、子どもたちはゆったりとした毎日を過ごし、心と体にたっぷりとエネルギーを蓄えたことと思います。
2学期のはじめにあたってうれしいお知らせがあります。この夏休み中に11名もの転入者がありました。転出が1名ありましたので、2学期は67名でスタートです。子どもたちにとっても教職員にとっても児童数が増えることは大歓迎です。学習活動の幅が広がり、子どもたちの社会性の育成にも大いにプラスになることだと思っています。何よりも学校全体に活気がまします。それからもう一つ、念願の大規模改修・増築工事の再着工が決まりました。校舎西側の建物は雄山の噴火のために工事が中断されていましたが、この度年度内の完成をめざして工事が始められることになりました。脱硫装置も完備される予定です。これまで図書室その他の特別教室がなくて何かと不便でしたが、これでいろいろな教室がそろいます。
こうした状況で迎える2学期は大きな学校行事もあり、学習活動も一層充実する時期です。10月はじめの小中合同運動会、6年移動教室や演劇教室、11月の小中高合同音楽会等と続きます。こうした大きな行事の中で、また日々の地道な学習活動の中で、子どもたちは大きく成長するはずです。学年相応の貫禄がついてくるのもこの時期です。このように2学期が、子どもたちにとっても変化のある学校生活への期待にワクワクしながらモリモリちからを付けられる充実の学期になるよう、私ども教職員も精一杯努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
三宅村立小学校長 齋藤裕吉