校長室だより
- 公開日
- 2012/07/19
- 更新日
- 2012/07/19
校長室から
7月19日(木)いじめについて
大津市の中学生がいじめが原因と考えられることで、自ら命を絶ったことが大きな社会問題となっています。たった一つしかない、尊い命がなくなったのですから当たり前のことです。でも、この問題は氷山の一角でしかありません。全国の学校で、多くの子供達がこの問題に直面していると思います。
私達、教育関係者を含め大人は、とにかくアンテナを高く張り、子供達が安心して学校に来ることができ、安心した居場所を確保していかなければいけません。誰一人として、悲しい思いをさせることがないように努めていかなければいけません。
三宅小学校でも、いじめの問題について全学級でアンケートを本日とりました。学校の中では、「いじめ」という言葉は使いたくありません。そこで、「悲しい気持ちについてのアンケート」というタイトルのアンケートをとりました。自分が友達から、悲しい気持ちになるようなことを受けているか、逆に友達にしているか、また、クラスの中で、そのようなことをしている人はいるか、という3つのパターンのアンケートです。
そのアンケートを見ると、悲しい気持ちになったことがある、友達を悲しい気持ちにさせた、クラスでそのようなことがある、というところに○をつけている子もいました。夏休み直前ですが、そこに○をつけている子については、担任が聞き取り、クラスで指導することにしています。
保護者の皆様も、ぜひ、自分のお子さんに、よく聞いていただき、その問題を解決できるようにアドバイスしていただきたいと思います。学校、家庭、地域全体で、一人一人の子供達を守っていきたいと考えます。よろしくお願いいたします。