学校日記

校長室だより

公開日
2012/09/12
更新日
2012/09/12

校長室から

9月12日(水)保育園の給食指導参観

 本日、三宅村食育推進委員会(平成20年度、学校や保育園の食育の推進を図るために発足)で、三宅保育園の給食指導を参観してきました。

 1歳から5歳の園児がどのように給食を食べるのか、先生達はどのように指導しているのか、大変興味をもっていました。参観前は、きっと嫌いなものが出た時は「嫌だ〜!」と泣き叫んでいるんだろうな、立ち歩いて先生が「座りなさい!」と叱っているんだろうなと思っていましたが、まるで違いました。

 1歳から3歳児までは、椅子に座ってお行儀よく食べていました。メニューは野菜が多いにも関わらず、しっかり食べていました。先生に、「好き嫌いはないのですか?」と質問をしましたが、「ありますが、一口は食べるように指導しています。決して無理強いはしていません。」と返ってきました。こんなに小さな子が、茶碗をしっかりもって、嫌いな物にも挑戦して食べている姿に驚きました。

 次は、4・5歳児の部屋へ。ここでは、全員が正座をして、背骨を真っ直ぐにして食べています。ここでもしっかり食べています。時どき、お行儀が悪くなると、先生方が、一人一人に優しい言葉で、子供が分かるように的確に指導していました。「いただきます」「めしあがれ」「ごちそうさまでした」の言葉もとても気持ちが良いものでした。

 保育園の子供達ってこんなにできるんだと驚くことばかりです。全ての保育園がこれほどできるとは思えませんが、三宅保育園は、園長先生の下、先生方が本当に協力し合って園児の育成に取り組んでいるなと感じました。素晴らしい実践を拝見させていただきました。三宅保育園の皆様、ありがとうございました。

 小学校でも、これを引き継ぎ、更に食育の指導を推進し、中学校、高校へと繋いでいき、健全な食生活を実践できる三宅の子の育成に取り組んでいきたいと思います。