校長室だより
- 公開日
- 2012/09/19
- 更新日
- 2012/09/19
校長室から
9月19日(水)授業訪問開始
今日から、2学期の授業訪問を開始しました。4校時は3年生の算数。1千万までの大きい数の学習です。買い物ごっこをしながら、大きい数の学習を進めていました。なんと、はさみが、99990000円で売られていました。お客さんは、10000000円紙幣をはじめ、ものすごい紙幣をもっていました。楽しみながら大きい数の学習ができていました。
スーパーでもらうレシートは、2,549円のように、3桁区切り(千のところに,がある)になっています。これは、国際社会で用いられているものです。直感的に数はとらえやすく能率的な利点もありますが、子供には混乱させてしまいます。日本は、一・十・百・千の繰り返しで4桁区切りなので、子供にはこの方法をしっかり教える必要があります。例えば、78952978を4桁区切りにし、7895,2978と書くと、七千八百九十五万二千九百七十八とすぐに読めます。しかし、3桁区切りとすると78952,978となりややこしくなります。もっと大きな数だと尚更混乱します。
5校時は、5年生の算数。「異分母分数のたし算」です。1/2+1/3の計算を考えていました。ある子は、2/5と私が小学生の時に間違えた同じ答えを言っていました。子供達は、通分をして分母を揃えて計算ができていました。
そこで、「どうして2/5ではいけないの?」と聞くと、首をかしげてしまいました。ここは計算よりも、図を書いたり、折り紙を折ったりしながら説明ができます。これがわかれば分数はバッチリになります。がんばれ子供達!