学校日記

校長室だよりNO39

公開日
2013/06/13
更新日
2013/06/13

校長室から

6月13日(木)道徳教育担当者会

 学校の道徳教育を推進していくため、小・中学校の道徳教育の担当者に集まっていただき、研修を行います。今日は、その第1回目。小学校の2年生で道徳の研究授業を行いました。

 主題は「正直な心」です。友達の作品をこわしてしまった子が、それを黙っていようか、正直に話し謝ろうか葛藤する話しです。子供達の経験に基づき、様々な意見が出てきて、授業が盛り上がります。

 言わなければ分からない、言ったら相手の子は泣いて周りから自分が責められる、言ってスッキリしたい。子供達の素直な意見が出てきます。夜悩んで、やっぱり謝ろうと決意しても次の日になるとやっぱりどうしようかもう一度悩む。人間ですから当然です。

 そんな葛藤を子供達は、自分のこととして捉えていました。よく成長しています。最後に、「謝るのは嫌だったけれど、謝ってよかった」と発表した子がいました。素敵な意見です。子供も大人も同じです。

 道徳教育は、教育の土台だと私は思います。道徳の授業の1時間で、子供達にしっかりとした力を身に付けさせることはできません。でも、その積み重ねが、子供達の心の中に素敵な花を咲かせると思います。とてもよい授業でした。22日(土)には、道徳授業地区公開講座があります。ぜひ、道徳の授業の様子をご覧ください。よろしくお願いいたします。