校長室だよりNO158
- 公開日
- 2014/01/15
- 更新日
- 2014/01/15
校長室から
1月15日(水)習熟度別指導
本日、出張より戻りました。今回の出張は、東京都教育委員会が、習熟度別指導のガイドラインを作成し、その説明のためです。簡単に言うと、算数の学習を習熟の程度に応じて行うものです。
例えば、6年生の算数を、発展コース、基礎徹底コースというような名前の2つのクラスに分け、二人の先生が、6年生の算数を指導するというものです。一斉指導では、分からずに躓いている子は、基礎徹底コースでじっくり学習すれば、理解できるようになるでしょう。反対に、簡単に問題が解ける子は、発展コースで、難しい問題にチャレンジできるようになります。つまり、理解の程度に応じて、学習ができるものです。
今まで、島嶼の学校では、児童数が少ないため、このような指導は十分にできない状況にありましたが、東京都教育委員会がこのような考えを示してくれたおかげで、島嶼の学校でも、できるようになるかも知れません。予定は、平成27年度からですが、来年度からできるようにしたいものです。職員を一人多く派遣してくれるわけですから、なかなか難しいことですが、子供たちの学力向上のため、村の教育委員会と連携し東京都教育委員会に働きかけていきたいと思います。