校長室便りNo.141
- 公開日
- 2016/09/15
- 更新日
- 2016/09/15
校長室から
前号で「中秋の名月」について話題にしたところですが、今日届いた朝日小学生新聞にはもっともっと分かりやすく書かれていました。9月14日号の天声こども語のコーナーです。
一部抜粋します。
十五夜といった方が分かりやすいですね。ススキを飾って月見団子を食べる日です。
15日だから十五夜ではありません。月の動きを基に、新月の日を月の始まりの一日とするカレンダーを太陰暦といいます。これを使うと毎月15日が十五夜になります。秋の真ん中の月の十五夜が中秋の名月です。
しかし、太陰暦の1ヶ月は29日半ほどで、12ヶ月で354日にしかなりません。だんだん季節がずれてきます。
あまりにずれが大きくなると年末に13月を入れて調整します。(これでは)不便だとなって、太陽の動きを基にした太陽暦が使われるようになりました。
去年の十五夜は9月27日、来年は10月4日。2001年からの20年間で15日に(十五夜に)なるのは今年だけ。
月を基にした暦と、太陽を基にした暦とのずれによるものだということが、とてもよく分かりました。