校長室便りNo.229
- 公開日
- 2017/02/03
- 更新日
- 2017/02/03
校長室から
今日は2月3日、二十四節気の「節分」です。
学校では心の鬼をやっつけようといった道徳や学級活動が行われています。
自分の心の弱いところや課題を知り、日々心に留めて克服していこうと改めて認識する機会としています。
本来、節分とは立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことを指します。旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていましたので、節分といえば、一般的に立春の前の日を示すようになったようです。
節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と寺社が邪気を祓(はら)うために節分に行っていた豆打ちの儀式が合わさったものといわれています。
炒った豆を神棚にお供えした後、夜に、「鬼は外、福は内」と大声で唱えながらまき、災いを追い払います。まき終わったら、そのまいた豆を年の数(または年の数+1)だけ食べ、一年の無病息災を願います。
他にも節分には次のようなことを行います。
鰯(イワシ)の頭を柊(ヒイラギ)の枝に刺し、玄関先に立てます。しきたりではありませんが、恵方巻きとともに焼いた鰯(イワシ)を食べる家庭が多いようです。
恵方巻きをいただきます。その年の恵方を向いて太巻きを食べるという風習は、関西から始まったものですが、今では全国的に定着しているるようです。福を巻き込む→巻き寿司。福を切らない→包丁を入れない。一種の縁起かつぎですが、結構楽しいものです。食べ終わるまで話をしていけないのだそうです。今年の恵方は北北西です。