１２月１１日（木）本日の学校風景（３）

学校生活

　本日、１年生の「総合的な学習の時間」は、「職業体験キャラバン」を活用した授業です。

　「職業体験キャラバン」は、北区の「多様性社会推進課」の事業で、将来のキャリア形成や人生設計のため、様々な職業についてイメージを持ち、夢と希望を持ってチャレンジできるよう、女性の進出が少ない職業分野で活躍している方を講師に派遣している事業です。

　飛鳥中では、進路指導・キャリア教育の一環に位置付け、昨年から導入しています。
　今回は、『夢は自分を強くする～現役時代から引退後のキャリア～』をテーマにご講演いただきました。

　講師の先生は、元競泳選手で、北京・ロンドンオリンピックに出場された方です。

　現役引退後は、多くのスポーツ関係の仕事をこなし、ピラティス指導者としても活動されています。

　写真：１枚目、講師の先生の紹介を代表生徒が行っています。講師の先生の紹介は、担当の先生あるいは校長が行う学校が多いですが、生徒が行い、自分たちの事として捉え、司会進行ていることに感心しました。

　講師の先生の「今、夢を持っている人どれくらいいますか？」の質問から始まります。かなり多く手が挙がったことに驚きました。

　そして、「まだ夢を持っていない人？」に、半分くらいの手が、「いいと思います。」と。

　その後、オリンピアンになるまでのご自身の体験（挫折も含めて）をもとに、「目標の考え方」や「気持ちと考え方」などについてお話をいただきました。

　「他人はだませても、自分はだませない。」「自分を変えられるのは自分しかいない。」・・・の先生の言葉は、とても印象に残りました。　

　講演を通して、生徒たちが夢や希望を持ち、これから様々な取り組みにチャレンジしていく勇気をいただきました。

　本日は、ご多用の中、ご来校いただき、誠にありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　校長：高田勝喜

校長通信