学校日記

掃除中に非常ベル,その時子どもたちは!?;避難訓練(10/7)

公開日
2013/10/11
更新日
2013/10/11

今日の○年生

授業中の避難訓練は,これまで定期的に行ってきています。
授業者が廊下に子どもたちを整列させ,グラウンドに避難。
保護者の皆様も記憶にあるのではないでしょうか。
本校では,休み時間における避難訓練も,毎年行っています。
緊急に避難を要する事態は,何も授業中に限ったことではないからです。
さて,この日の訓練は,タイトルにもあるように清掃中に行われました。
初めての取組です。
教師も一緒に清掃活動を行っていますが,授業中の訓練とは大きく異なります。
例えば,階段掃除の子どもたちは,1階から4階に散らばって掃除をしている状況下でベルが鳴るのです。
また,玄関掃除の子どもたちは,廊下や玄関,そして外清掃も行っている状況下でベルの音を聞きました。
ベルが鳴ると,その場に座って静かに放送を聞くことができました。
その後は,反省会をする場所に集合,整列。階段掃除の子どもたちは,ペア学年となっている上級生が,下級生をその場まで誘導する姿が見られました。
6年生が手を挙げ,班のメンバーを整列させ,グラウンドに避難しました。
訓練だから,できるのは当たり前と感じられる方もいるかもしれません。
しかし,訓練ですらできないことが,いざというときにできるわけがないのです。
そういった観点から鑑みると,大きな混乱もなく,整然と避難できたのではないかと思います。

いざ行ってみると,分かることがいくつかありました。
例えば,ほうきやちりとり。
避難を優先するあまり,床に放置したまま避難したのですが,床にあるほうきやちりとりをまたぎながらの避難は,危険であるということが分かりました(もちろん,端に避けながら移動しましたが)。
また,整列に少し時間がかかっている班の横を別のエリアから避難してくる班があり,待つべきなのか,横を通って避難すべきなのか,判断に困るという事態も起きました。

避難の様子を中央消防署の署員の皆様からも御覧いただきました。
自分の命を守る大切な訓練。
これからも定期的に行い,子どもたちの意識を高めていきたいと思います。

文責;防護部 江口