Ａ．もちろん自由です。

入学準備で真っ先に思い浮かべるものといえば，今も昔もランドセルに違いありません。
近年ランドセルの多様化が進んでいます。と同時に，早目に購入される皆様が多いようです。おそらくこの記事をお読みになる大半の方は，すでに御購入済みであることでしょう。
ランドセルを選ぶ際，素材や機能でお悩みになることでしょうが，中でも頭を悩ますのが「色」ではないでしょうか。
わたしたち大人世代は，黒と赤が定番だったランドセルですが，今では20色以上を展開するメーカーも少なくありません。
あれこれと悩み，何度も売り場に足を運ばれる方も多いことでしょう。

冒頭で述べたとおり，ランドセルのカラーは「自由」です。
加えて，ここでは本校の傾向をお知らせします。
平成25年度1,2,3,4年生のランドセルの色について調べ，グラフに表してみました。

【男子：濃色系にカラーのアクセント】
黒のランドセルが根強い人気を誇ることが明らかとなりました。
しかし，近年見られる傾向として，黒に赤や黄色，青のステッチが入ったものや，カラーの縁取りが入ったものが増えてきています。平成25年度1年生は，このタイプが1番人気です。
ただ，少し離れて見れば，これらのランドセルは黒単色に見えます。全体の6割以上が黒のランドセルを選択しているともいえます。
また，黒以外では，紺・青系のものに加え，濃い茶色のものが増えてきています。
その他として，緑がパープルがありました。


【女子；1番人気が初めて濃い茶色に】
平成24年度入学児童までは，赤及びピンク系の定番色が依然根強い人気を誇っていましたが，平成25年度入学児童では，初めて濃い茶色ランドセルが逆転し，1番人気となりました。
その他としては，水色や淡いパープル，オレンジなどもあり，実に様々な色のランドセルがありました。
女子用のカラーを豊富に用意してあるメーカーが多いので，当然といえば当然ですね。
赤やピンクだけで数色ありますが，ここでは単純に赤とピンク（濃・薄）の3種類に分けさせていただきました。

「この色がいい！」と自分の好きな色を主張するお子さん，
「今はこの色が好きでも，6年間使うことを考えると…。」と考えてしまう保護者の皆様。

「本体部分・かぶせ（ふたの部分）・へり」を組み合わせできる「プチオーダーメイド」を売りにしているメーカーも増えてきました。
上記のように親子の好みが分かれた際は，それぞれの色を組み合わせてみるのもいいかもしれませんね。

「春から上所小1年生」第2回目はランドセルの色について本校の傾向をお伝えしました。
いかがでしたか？
今後も入学に向けた情報をお届けしたいと思います。

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文責；教務主任　鷲尾
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