学校日記

7月全校朝会「水泳は命を守る勉強」(7/2)

公開日
2012/07/02
更新日
2012/07/02

校長室

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 7月になりました。本格的な夏がやって来ました。夏と言えば「プール水泳」です。
 6月8日、6年生がプール掃除をしてくれました。先生方の指示に従って、一生懸命に働いていました。皆さんが、きれいなプールに入ることができるのは、6年生が掃除をしてくれたからです。感謝したいと思います。
 今からずっと前、私が小学校の4年生の時、学校にプールができました。それまでは、全校の子どもがバスに乗り、金衛町の海まで行って、海で水泳を習っていました。しょっぱい海の水と、先生からもらったあめ玉の甘さを、今でも覚えています。

 ところで、私たちが「水泳」をする目当ては、三つあります。
 一つ目は、健康な体をつくることです。海でもプールでも、水泳は全身を動かす運動ですから、体力づくりになります。皆さんも、たくさんプールに入り、水泳で体を鍛え、健康な体をつくってください。
 二つ目は、自分の水泳の才能を伸ばすことです。新潟県にも、中村真衣さんという素晴らしい水泳の選手がいます。みなさんも、自分の泳ぎを鍛え、8月にある新潟市の水泳大会に選手として参加してください。
 三つ目は、水の中でどうやったら自分の命を守ることができるか、その方法を身に付けることです。毎年、全国で千人以上の水の犠牲者が出ます。その中でも子供たちの占める割合がとても高くなっています。本当に悲しいことです。突然、川の水が溢れてきたとき、あるいは、誤って川や海に落ちてしまったとき、泳げるか泳げないか、浮くことができるかできないが、自分の命にかかわってきます。泳げないために、浮くことができないために命を落とすなんて、こんな残念なことはありません。ですから、水泳は、好き嫌いに関係ありません。全員が泳げる、全員が浮くことができるようになってほしいと思います。
 学校でのプール水泳は、一つ目は健康な体を作ること、二つ目は自分の泳ぎの才能を伸ばすこと、そして三つ目、どうやったら自分の命を守ることができるか、それを身に付ける大切な勉強なのです。
 最後にお願いがあります。プール水泳の最中に、命が危なくなるような事故があったら大変です。先生方から教えてもらう「水泳のきまり」をしっかり守って、安全で楽しいプール水泳にしてください。

 さて、今日から上所小学校に新しい先生がお出でになりました。事務の森山真澄先生です。この後、自己紹介をしていただきます。どんな先生でしょう。楽しみですね。