児童朝会後に見られる風景(1/17)
- 公開日
- 2014/01/19
- 更新日
- 2014/01/19
四つ葉児童会
児童朝会が終わって,全校の子どもたちが教室に戻った後,必ず見かける風景があります。
円になって行われる集会委員会のミニ反省会です。
委員長や担当職員が,会の良かった点,次回に向けての改善点を伝え合います。
授業を控えていますので,時間にしてわずか2,3分でしょうか。
「鉄は熱いうちに打て」とは,よく言います。
まさにその諺がぴったり当てはまります。
次回の委員会では,遅いのです。
短くても,その場で出し合い,確認し合うことが次につながります。
事実,10月からスタートした後期集会委員会の子どもたちの動きは,場数を踏むごとに良くなってきています。
わたしがよく用いる表現を使うと,「オーラ」が出てきているのです。
参加している子どもたちは敏感ですから,その変化を感じ取ります。
そして,
「わたしもあんなふうになりたい。」
と,感じるのです。
下級生が上級生に憧れるのです。
例えば,ステージでの立ち位置。
自信のある姿,何かを伝えようとする姿は,そこに表れます。
ステージの奥ではなく,自然とフロアよりに立つようになってきています。
また,話すときの目線。
「目力」とでも言うのでしょうか。
暗記した原稿をただ言うのではなく,フロアにいる子どもたちと目を合わせながら,自分の話をするようになってきている子どもたちが増えてきました。
もちろん,子どもたちの持っている力が素晴らしいのでしょう。
でも,それを引き出し,成長させているのは,間違いなく担当する職員です。
そして,その職員が,いずれも高学年担任ではないところが,見習わなければならない点です。
そこに,自学級だけでなく,「上所の子どもを育てる」という気概を感じました。
文責;教務主任 鷲尾