グリーストラップ清掃(7/30)
- 公開日
- 2012/07/30
- 更新日
- 2012/07/30
食育
「ウィーン!!」「ガー!!」
窓の外から何やら作業音が聞こえてきます。
栄養士はじめ調理員の姿がありました。
「業者からグリーストラップの掃除をしていただいているのよ。」
とのこと。
よく見ると,給食室横に敷かれた鉄板が外されていました。
「グリーストラップ(阻集器)」とは,厨房からの排水に含まれている油や残飯を一時的に溜めておく装置のこと。
食事を提供する飲食店,学校給食,病院,食品加工場等への設置が義務づけられているのだそうです。
また,グリーストラップ槽に溜まった油や石けんかすは,産業廃棄物として扱われ,適切な処理をすることが求められています。
本校でも,調理員がこまめに清掃をしたり,フィルターを取り換えたりしているとのこと。
また,給食で使用する鍋や食器を洗う洗剤は,合成洗剤ではなく,環境にやさしい石けんを使用しており,できるだけクリーンな状態で排水できるよう心がけていることがわかりました。
ただ,年に1度は専門業者に依頼し,大がかりな洗浄作業をしていただくとのことでした。この日はその作業日にあたっていたわけです。
すっかりきれいになったグリーストラップの底は,まるでプールのようでした。
調理員の業務は,調理や後片付けだけではないということに改めて気付きました。
自分たちが使用した「水」の行方について,責任とプライドを持って業務にあたられていることに感激しました。
文責;学校情宣 鷲尾