学校日記

中秋節「お月様の中に何が見えるかな?」(9/28)

公開日
2015/09/29
更新日
2015/09/29

今日の○年生

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日曜日の夜,きれいなお月様が見えましたね。
みなさんもきっと見たことと思います。
日本のおとなり,中国では十五夜のことを「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」と呼び,祝日になって,家族みんなで山に登ってお月見をしながら,月餅(げっぺい)というお月様の形をした中国菓子を食べる風習があります。

ところで,「お月様の中に何のもようが見えますか?」と聞かれたら,みなさんはなんと答えますか。
私たち日本人は「うさぎがもちつきをしている。」と答えることが多いと思います。
今日は,お月様の見え方について,世界ではどうなのかな?ということを紹介します。
ところ変われば全く違うようで,世界各地では見えるものも違うんですって。
いくつか紹介しますね。
一番左の月の中には何が見えますか。
実はこれは「本を読むおばさん」だそうで,北ヨーロッパにすむ人たちにはこう見えるそうです。
みなさんも,そう見えますか?
次に真ん中の月です。
これは「薪(まき)をかつぐ男」だそうで,ドイツの人たちはこう見えるんですね〜。
最後に右の月です。
これは「ライオン」で,アラビアに住む人たちは,月にライオンが見えるんですね。

他にも世界各地ではどんな風に見えるのかな?と授業で調べたことがあるのですが,そのとき感じたことは,すんでいる人たちに関係のあるものが見えることが多いのかな?ということでした。
日本人全員が蒔(まき)が必要な生活をしている訳ではありませんよね。
ですが,ドイツは冬は本当に寒い地域でだんろのある家がほとんどだそうです。
だから薪をかついでいる様子が簡単に思い浮かぶんですね。

今日はスーパームーンだそうですが,世界中の人が同じ月を見て,違うように感じるっておもしろいと思いませんか?
私はぼ〜っと空をながめるのが大好きなので,いろいろな国に行ってたくさんの空を見てきましたが,どの国の空もとっても美しく,旅に出ると,空の写真とその国の人の笑顔の写真でいっぱいになります。

世の中にはこういう不思議なことがた〜くさんあります。
その季節に合わせてまた紹介できたらいいなと思っています。

※このイラストはキッズgoo!より引用させてもらいました。

国際理解教育担当 神田