今日の献立
　ごはん　ヒカド　長崎ハトシロール　浦上そぼろ　牛乳

　今日から学校給食記念週間が始まります。
　来年の１月１日，新潟の港が外国と交流を始めて150年がたちます。そのことを記念して今週の給食は，「新潟開港150周年記念　５港味めぐり」と銘打って，５つの港に届いた外国からの食文化や現代に伝わった味を楽しみます。

　初日の今日は「長崎港」。150年前よりも昔から外国と交流していた長崎県。和（日本），華（中国），蘭（オランダやポルトガルなどの西洋）との交流の中で，長崎県ならではの文化が作られました。料理も同じで，いろいろな国の個性が混ざった「和華蘭(わからん)グルメ」が生まれました。

　ヒカドは，ポルトガル語の「細かく刻む」という意味の「Picado」から名前がついた料理です。すりおろしたさつまいもで作るスープのとろみが特徴です。
　ハトシロールは，中国の料理が基になった揚げ物です。魚のすり身をパンで巻いて，油で揚げます。
　浦上そぼろは，長崎県内の浦上という土地の料理です。「そぼろ」は方言で，せん切りの油炒めという意味があります。

　めずらい料理がいっぱいですね！お味はいかがですか？

文責：栄養士　伊藤