今日の献立
　麦入りわかめごはん　つみれ汁　夏野菜と車麩の揚げ煮　
　アップルシャーベット　牛乳

　「夏野菜と車麩の揚げ煮」には、どんな食材が使われているかわかりますか？画像で見ると、全体的に茶色く、食材がわかりにくいですよね。料理名に入っているので、車麩はわかると思いますが、他には鶏肉、なす、かぼちゃ、えだ豆が入っています。えだ豆以外は、油で揚げます。（車麩は水で戻して軽く水気を切り、１/８に切って素揚げをします。鶏肉は片栗粉をまぶして揚げ、南瓜となすは一口大に切って素揚げします。）これらを砂糖、しょうゆ、酒を煮立てたタレに絡めて、最後にゆでたむきえだ豆を加えて出来上がりです。今日は実がしっかりとした丸なすを使ったので、なすの姿も確認出来ました。
　下越地区では、車麩は煮物に使われることが多いのですが、中越地区の給食には、今日のように車麩を戻して素揚げをして（または、戻して片栗粉をまぶしてから油で揚げて）タレに絡める料理が頻繁に登場します。もちろん「身欠きにしんの照り煮」などの煮物にも使われます。車麩は新潟県の特産物なので、料理法はまだまだたくさんありそうです。

文責：栄養教諭　野澤