学校日記

学校給食記念週間2日目

公開日
2019/01/22
更新日
2019/01/22

食育

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今日の献立
 米粉パン いちごジャム さめの竜田揚げ 
 サラダ ミルク

 学校給食記念週間2日目の献立は、昭和30年代(1955年〜)の給食です。昭和20年(1945年)に戦争が終わり、子どもたちの栄養状態を改善するため、外国からの支援物資を使って、それまで中断していた学校給食が再開されました。アメリカから寄贈された小麦粉を使って作られた大きなコッペパンと、脱脂粉乳をお湯で溶いたミルク、そしておかずのある完全給食が実施され、当時牛肉や豚肉よりも安く手に入った、くじらの肉が給食ではよく使われました。今や高級食材になってしまったくじらの肉は今回諦め、さめ(モウカザメ)の肉を使って竜田揚げを作りました。新潟市ではなじみがないようですが、上越地区でよく食べられているさめの肉。子どもたちからは「とり肉みたい!」と好評でした。
 脱脂粉乳をお湯で溶いた「ミルク」は、「甘い!」という子が多かったです。(飲みやすくするため、砂糖を少し加えたことが大きかったかもしれません。)どうしても、お椀の底に脱脂粉乳がたまってしまうのが嫌だという子もいました。
 今日から招待給食が始まりました。実際に給食を作っている調理員さんの存在を、一緒に食べることで再認識して、子どもたちの中に感謝の気持ちがさらに育つといいなと期待しています。調理員さんたちも、子どもたちと楽しく過ごし、メッセージカードまでもらったよと笑顔で給食室に戻ってきました。

文責:栄養教諭 野澤