1月24日(火)給食
毎年1月24日から30日までを学校給食週間とし、学校給食の意義や役割について生徒や教職員、保護者の皆様に理解と関心を高めることを目的としています。今年度の射水市学校給食のテーマは「日本全国おいしいものツアー」とし、日本を5ブロックに分け、郷土料理や特産物を紹介していきたいと思います。
1日目の今日は「関東地方」です。
下記は給食時間に放送したものです。
関東地方は、東京都を中心に、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都6県から構成され、日本の総人口の3分の1が集中しています。関東地方にはどんなおいしいものがあるのでしょう。
まずは「ギョウザ」です。栃木県宇都宮市はギョウザの町として知られています。市内にはギョウザのお店が約200軒あり、いろいろな種類や味のギョウザを食べ歩くことができます。中国から伝えられたギョウザは、日本ではご飯のおかずとして、だれもが大好きな料理の一つとなりました。
次に、「体の中の砂おろし」として、おなかの調子をととのえるこんにゃくは、群馬県の特産品で日本一の生産量です。特に下仁田地区でつくられるこんにゃくは特産のネギと一緒に冬の鍋料理や煮物に欠かせません。今日はにんじんやキノコと一緒にいためました。どんな食べ物とも相性のよいこんにゃくの歯触りを楽しみましょう。
東京都の両国国技館の周囲には、多くの相撲部屋があります。「ちゃんこ」とは、力士の食事全般のことをいいます。力士は相撲をする大きな体をつくるため、栄養バランスのよい鍋料理を多く食べるので、それがちゃんこ鍋として広く知られるようになりました。鶏ガラスープに肉や魚、たっぷりの野菜のお鍋には、食材のうまみが溶け込み、とてもおいしく体が温まります。
最後に、ピーナッツクリームの原料となる落花生は千葉県の特産品で、日本一の生産量です。落花生は、アーモンドやごまのように、種の部分を食べる食べ物です。油を多く含んでいるので、エネルギーのもとにもなります。皆さんは、落花生がどんな風に実るか知っていますか。実は土の中に出来るんですよ。
日本の中心である東京都の人々の食事を支えるのが、千葉や茨城、埼玉県です。特に千葉県は、野菜の生産量も日本一です。都心のベッドタウンとして道路整備が進み、近代的なイメージの関東地方ですが、古くからの伝統も息づいています。