1月25日(水)給食
献立名 ごはん ふくらぎの照り焼き くるみあえ 治部煮 牛乳
学校給食週間「日本全国おいしいものツアー」2日目は「北陸・甲信越地方」です。
富山県代表の「ふくらぎの照り焼き」です。こずくら→ふくらぎ→がんど→ぶりと成長とともに呼び名が変わる出世魚です。冬の初めに「ブリ起こし」と呼ばれる雷鳴がとどろき沖が荒れると、まるまると太ったブリが富山湾に入ってきます。荒波にもまれ身が引き締まり、最も脂がのった美味しさから、とくに「寒ブリ」と呼ばれます。その味は「富山湾の王者」の名にぴったりです。1996年(平成8年)にブリは「富山県の魚」に指定されました。
長野県は、くるみの生産が全国1位です。この名前がついた理由が二つあります。一つ目は黒い実をしていること、二つ目はクルクル転がる実という意味からついたそうです。くるみをたっぷり使い青菜と混ぜて「くるみあえ」にしてみました。
石川県を代表する「治部煮」、『じぶ』という名の由来は、この料理を考え出した岡部治右衛門の名からという説と煮ているとジブジブと音をたてることからという説があります。加賀藩時代から毎日のそう菜として、お祝い料理として、旬の野菜を取り合わせて治部椀と呼ばれる椀に盛りつけます。とろみを付け冷めにくくし、寒い地方ならではの工夫をしています。
残さず食べれば、体もぽかぽか暖まるでしょう。