今日のごはんは、広島県の「あなごめし」です。広島の海では、「あなご」がたくさんとれます。見た目は、ウナギとよく似ていますが、味はさっぱりとしていて、ウナギにまけない人気があります。ビタミンAが多く含まれていて、疲れ防止や疲れ目などによく効きます。甘いたれをつけて焼いた「あなごめし」は今からおよそ１００年前に駅弁として売られて以来、全国でも有名になりました。
　鶏肉生産量日本一は宮崎県で、やわらかい鶏肉のもも肉に、塩、コショウとみりん、レモン汁で味をつけて、オーブンで焼き上げました。
　そして、沖縄で有名な「もずく」を使った酢のものです。もずくは、わかめやひじき、昆布などと同じ仲間で、海の中で育つ海藻です。カルシウムを多く含み、体の有害物質を排泄して、腸の中をきれいにしてくれる食物せんいがたくさんあるので、残さずに食べると体にとてもよいそうです。
　大分県を代表する郷土料理の「だんご汁」です。昔、米不足のため、代わりに使われたのが小麦粉でした。そのため「だんご」「まんじゅう」などの小麦粉料理がたくさん食べられてきました。家庭や季節によりだんご汁に使われる食材は変わります。だんごと、白菜や大根などの冬野菜がたっぷり入っています。
　今日も、栄養たっぷりでバランスのよい給食です。成長期の私たちなので、しっかりと残さずに食べたいですね。