School life

ものづくり事業講演会

公開日
2025/12/12
更新日
2025/12/12

1学年

12.11 1学年 ものづくり教育事業講演会

 私たちにとって、今年度4回目となる講演会の日を迎えました。今日は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社の山下昌宏さんの『「い・ろ・は・す」ができるまで(富山県砺波の天然水)』、というテーマでお話をいただきました。

 ひとり1本ずつ配られた「い・ろ・は・す」のペットボトルを手にし、わくわくしながらお話が始まりました。世界的にも有名な会社が近くの砺波市にあり、いつも私たちが楽しんでいる飲み物はその工場で製造されていると知り、一気に親近感がわきました。ペットボトルの原型であるプリフォームという物を手に取って見たり、軟水と硬水の説明を聞きながら飲み比べ体験をしたり、「い・ろ・は・す」のネーミングの由来を聞いたり、いくつかのクイズなども交えながらの楽しい講演会でした。

 中でも、“こんな「い・ろ・は・す」があったらいいな”という新商品を考えてみよう!という活動では、与えられた3分間で出来るだけたくさんのアイディアを出してみることに取り組みました。様々な新しい味、ボトルの新しい形状や「い・ろ・は・す」の新しい効能など、おもしろいアイディアがたくさん出ました。その活動について山下さんは、「限られた時間を最大限に使って考えることが必要になってくる」ということから、いま私たちが授業等で行っている活動にも同じことが当てはまるということをおっしゃいました。そして、勉強や部活動等で培っている力は、将来に役立つことなのだと話され、生徒たちは楽しい講演会の最後に、グッと引き締まった表情になっていたのが印象的でした。「“働く”とは人の役に立つこと」、「よりよい社会を繋いでいくために働く」ということも教えていただき、将来について考えるよい機会になったのではないかと思います。

 3学期はこれらの学びを生かし、職業調べ等の進路学習を進めていきます。