センター日誌

書評9

公開日
2019/08/30
更新日
2019/08/30

教育情報

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◆「発問」する技術 
  著者:栗田 正行 
  発行所:東洋館出版社 初版発行:2017年3月10日

 『発問は、子どもたちの学びや学習活動が活性化し、自ら学び、自ら動く子どもに育っていく。それくらい先生の発問には大きな力と可能性が秘められている。』と筆者が言うように、発問の重要性は誰もが認識するところである。

 その「発問」のみに焦点をあてた教育書。発問を「よい発問」「悪い発問」「軽い発問」「重い発問」の大きく4つに分け、その理由を詳細に解説してある。

 また、「発問を授業で活かす」「発問をクラスで活かす」方法も、具体例を挙げて示している。普段の授業に、主体的・対話的で深い学びを求める若い教師に一読を勧める。

(対象:若手教員、管理職)